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チケット転売サイトの利用経験、4人にひとりが「あり」
2017/01/16 07:00

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 ライブ・エンタテインメント市場が活況を呈する一方、同業界が抱える大きな課題のひとつとなっているのが「チケット転売問題」だ。そこで、雑誌『コンフィデンス』では、1年以内にライブに行った経験のある10〜50代の男女を対象に、チケット転売に関する意識調査を実施した。

 まず、チケットそのものについて、複数回答で意見を聞いた結果、最も多かった意見は「席種で価格差があってもよい」で、全体が43.6%。女性の割合は84.1%。なお、類似する「いい席が保証されていれば高額チケットも検討したい」も、全体が23.2%で、女性の割合は81.0%だった。

 次いで、「定額でやり取りできる転売サービスがあったら利用したい」が34.3%で、転売サイトの利用経験者の25.0%を上回った。つまり、転売したい事情があっても、今の転売サイトの利用には抵抗を感じている層がいることがわかる。

 一方、転売サイトの利用経験を持つ回答者に対して、さらに深く調査を進めた。男女/年代別に見てみると、男性は30代の利用率がもっとも高く、女性は全体的に高めの傾向となっている。そして、転売サイトを利用した用途については、「とにかく行きたかった」という購入動機が71.8%と圧倒的に多かったが、「当日行けなくなった」が37.2%と、正規ルートでチケットを購入しながら、何らかの事情で行けなくなった経験を持つ人が3割以上いることが明らかとなった。

 さらに、転売サイトでの購入・販売額に関しては、「ほぼ定価」でのやり取りが47.8%ともっとも多く、次いで「定価より2000円以上安い」と、定価以下でやり取りされるケースが多いことがわかったが、一方で、転売目的ではなくとも、高額での取引が無視できない割合で存在している状況も浮き彫りとなった。

 最後に、昨年9月、音楽業界4団体が、複数のアーティストと「チケット高額転売反対」の共同声明を発表したことについての認知度を調べたところ、8割以上から「知っている」という回答が得られた。

(文:布施雄一郎)

【調査概要】
調査対象:全国10〜50代男女、1年以内にライブに行った経験あり
サンプル数:3000サンプル
調査期間:2016年12月13日(火)〜12月26日(月)
調査手法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

(コンフィデンス 17年1月16日号掲載)
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