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中川晃教、読売演劇大賞で最優秀男優賞「奇跡ってあると思う」
2017/02/15 14:15

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 俳優の中川晃教(34)が『第24回読売演劇大賞』で最優秀男優賞受賞を受賞し、15日、都内で行われた贈賞式に出席。1年間(1月から12月まで)に国内で上演されたすべての演劇の中から最も優れた作品、人を選出し、年間で活躍した俳優を表彰する同賞で、中川はミュージカル『ジャージー・ボーイズ』での演技が評価されて受賞した。

 同作は最優秀作品賞・演出家賞も受賞しており、同賞の歴史の中でミュージカルが作品賞に輝くのは初。中川は、審査員から「音楽的、身体的に複雑で強烈な人物に肉薄した。まさに彼しかできない奇跡のアプローチ」との評価を受けての受賞となった。

 花束を受け取った後、中川は「この賞をいただけたことでその努力した気持ちが一つ報われた。『ジャージー・ボーイズ』に関わった全ての出会いに感謝する気持ち」と感謝を述べた。

 同作では初めて挑んだ高音の領域に、様々な工夫と努力で41公演を代役なしで演じきった。俳優として得たものは大きかったといい「奇跡ってあると思う。『中川に』ってお話をいただいたもの、これはやりたいと思うものとの出会いの中で一足一足役と出会い、真剣に取り組むことで得てきたものが、自分の中に小さな、でも確実な自信となっている」と15年の俳優生活と共に回想。

 続けて「その自信をもってしても、毎回出会う作品が怖かったりする」と話し「30代に入って一つ代表作に出会えたらいいなと思っていた中で、(役の)フランキー・ヴァリに出会った瞬間、僕の代表作になるかもしれないと思った」と運命を感じたことを告白。周囲からも熱烈なオファーがあったいい「出会ってきた周りの方々の想いと僕自身の想いとが重なった」と語った。

 同作は、1960年代に人気を集めた米・男性コーラス・グループ「ザ・フォー・シーズンズ」を題材とし、2005年にブロードウェイで開幕。2014年にはクリント・イーストウッド監督により映画化され、昨年、中川主演で日本語版が初上演された。
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