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ザ・ワイルドワンズ結成50周年ライブ リーダー加瀬さん追悼「フワっと来ている」
2017/04/20 21:00

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 グループサウンズ、ザ・ワイルドワンズが20日、都内で『結成50周年記念 加瀬邦彦追悼コンサート』のツアーファイナル公演を開催。開演前にメンバーの鳥塚しげき(ギター=70)、植田芳暁(ドラムス=69)、島英二(ベース=69)、2015年に亡くなったリーダーで音楽プロデューサーだった加瀬邦彦さんの次男・加瀬友貴(34)が取材に応じた。

 2015年4月20日に加瀬さんが自宅で死去した。精神的な支柱を失ったが、一昨年の12月から約1年半にわたって10ヶ所でコンサートを開催。加瀬さんの3回忌である、この日に『結成50周年記念 加瀬邦彦追悼コンサート』のツアーファイナル公演を行った。コンサートには加瀬さんの次男・友貴が亡き父に代わり、12弦ギターとコーラスで参加した。

 50周年という節目を迎えたことについて鳥塚は「50周年を無事にやれてよかった」と安堵の表情を浮かべ、島も「1番最初に3人でやるときは、とても不安だった」と振り返った。友貴が加わったことで、加瀬さんを思い出すこともあるという。植田は「ちょっとした仕草が加瀬さん。DNAというか。本人は気付いてないと思うが」と話すと「あれを見ちゃうと、迂闊(うかつ)にも泣きそうになっちゃう」と照れくさそうに語った。

 小さな頃からワイルドワンズのメンバーと行動を共にしているという友貴は「こういう機会じゃないと、ありえなかった。50周年をオリジナルメンバーで第一線でやっているグループはほかにない。光栄の一言」と出演に感謝した。あまりにも完璧なコメントに植田は「生前のお父さんは、ここまで流れるようなコメントできなかった」と驚きの表情を見せていた。

 鳥塚は「もともと4人だった。3人で始めたときに心のどこかで寂しかったけど、最近、(友貴が)手伝ってくれるようになってから(4人)いるんだと、ホッとするようになった。ここに来て、すごくいい空気になっている」と話す。さらに似ている親子のため、うっかりすることもあったという。植田は「いつもは友貴っていうのに、島くんはたまに加瀬さんって言っちゃう」とバラすと、島は「加瀬さんは間違いじゃないだろ」と苦笑いだった。植田は「加瀬さんの最大のプレゼントが友貴だった。うれしいです」と4人で活動できることを喜んでいた。

 また、植田は「グループサウンズが大ブームだったとき、先輩の中には薬物やギャンブルに走る人がいた。でも加瀬さんは慶応ボーイだったこともあるんでしょうけど『ワイルドワンズは一切、やめよう』と。ワイルドワンズはギャンブルの“ギャ”の字もなかった。白い粉で許してくれるのは龍角散だけだった。加瀬さんのおかげ」と感謝。重ねて「加瀬邦彦のレガシーは大きい。生き方、バンドのスタイル、スピリット、マインド。でも、なにしろ、いっぱい名曲を残してくれた」としんみり振り返った。島は「きょうあたり、会場のどこかにふわって来てるんじゃないか」と話せば、植田も「きっと来てるね」と同意していた。

 コンサートでは加瀬さんの映像をふんだんに使い、ワイルドワンズの名曲「想い出の渚」、加瀬さんが楽曲を提供した「TOKIO」、加瀬さんが亡くなった後に自宅で見つかった譜面をもとに作られた「蒼い月の唄」などを披露。「リーダーを失いまして3人でやっていこうと。きょうは、そのファイナルでございます。デビュー50周年。ここで辞めようかと…、全く思っていません」とボケながら「55周年、60周年とやっていきたい」とやる気を見せた。

■『結成50周年記念・加瀬邦彦追悼コンサート』セットリスト
01.ブルー・ジーンNo.1
02.ユア・ベイビー
03.シーシーシー
04.冬の駅
05.女はそれを我慢できない
06.CM映像
07.ホタテのロックンロール
08.旅人よ
09.さらばオーシャン
10.危険なふたり
11.TOKIO
12.白い水平線
13.黄昏が海を染めても
14.青い月の唄
15.ワイルドワンズ空まめ体操
16.とりさんのワンツーどん 像のシワ(第2体操)
17.夕陽と共に
18.風よつたえて
19.あの頃
20.ジャスト・ワン・モア・タイム
21.あの人
22.トライ・アゲイン
23.バラの恋人
24.赤い靴のマリア
25.青空のある限り
26.想い出の渚
【アンコール】
EC1.空まめ
EC2.恋するアニタ
EC3.懐かしきラブソング
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