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マンガ、アニメに続き「オタク」も世界共通語 海外のマンガ事情(前編)
2018/03/14 09:59

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 日本の文化やサービスなどが、海外からCool(かっこいい)とされる「クールジャパン」構想。ファッション、食、伝統文化などのほかに、最近ではアニメ、マンガ、ゲームも人気だ。そこで今回は、海外から見た日本のマンガ文化や、海外のマンガ事情について、紹介する。

■マンガとアメコミの違いは?

 欧州では、「マンガ」というと日本の“MANGA”、「コミック」は“American Comics(アメリカンコミックス、通称アメコミ)をさす場合が多い。アメコミは代表的な作品でいうと、映画化などもした『スパイダーマン』や『バットマン』が有名で、ヒーローものがほとんどだ。

 アメコミは月刊誌の形態が多く、古いものは中古で探さないと見つからない場合も。また、新聞に載っている“コミックストリップ(Comic strip)”または“ニュースペーパー・ストリップ(Newspaper strip)”と呼ばれる、社会や政治を揶揄した風刺漫画やヒーローものを除くその他のマンガは、アメリカでは“Alternative comic (オルタナティブコミック)”と呼ばれる。

■海外でマンガは「子どものもの」

 日本では、サラリーマンが電車でマンガ雑誌を読んでいるシーンをよく目にするが、その状況は外国人の目には不思議に映るらしい。海外ではマンガは子どもや中高生のもので、大人が読むものではないというイメージが強い。

 もし新聞にマンガが載っていたとしても、日本の新聞に載っているほのぼのとしたものではなく、前述したような時事ネタのコミックストリップが多い。

■海外の「オタク」イベント

 “MANGA”と同様に世界的に知られている言葉に“OTAKU”がある。日本のコミケ(コミックマーケット)までの規模には及ばないものの、現在世界にはたくさんのマンガやアニメ、コスプレのイベントが開かれていて、毎回その入場者数は増加傾向にある。

 香港の日本のアニメ・ゲーム、ポップカルチャーなどの祭典である『C3 in HONG KONG』や、アメリカ・ロサンゼルスのアニメを中心とした『Anime Expo』、フランス・パリの『Japan Expo』、スペイン・バルセロナの『Salon del Manga de Barcelona』など。これらはほんの一部だが、日本からの漫画家やアニメーター、アニソン歌手も招待され、各地で“OTAKU”が集まるイベントが存在する。

 イベントでは、コスプレで来場すると入場料が無料になったり、カラオケ大会や日本料理のデモンストレーションが行われたりすることもあり、現地の日本領事館もスポンサーの立場などで協賛し、世界各国で日本文化をさらに広める良い機会となっている。

(中森 有紀)
スペイン・バルセロナ在住。大学でスペイン現代史を専攻、在学中に1年間スペインに留学。大学卒業後、書店勤務と英語講師を経験した後バルセロナに移住。英語、スペイン語、カタルーニャ語、日本語の4ヶ国語を話す通訳&ライター。2児の母。趣味はサッカー観戦と肉まん作り。
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