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『検察側の罪人』原田眞人監督「木村はボランチの司令塔、二宮はフォワード」と評価
2018/08/06 20:33

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 木村拓哉(45)と嵐・二宮和也(35)の初共演が話題の映画『検察側の罪人』(24日公開)の完成披露試写会が6日、都内で開催された。上映前には4000人の観客の前で、木村、二宮、原田眞人監督(69)らが舞台あいさつを行い、見どころをアピールした。

 同映画は、雫井脩介氏が2013年に発表した同名小説(文春文庫)が原作。時効廃止以前の殺人事件や、捜査機関によって生み出される冤(えん)罪など、司法制度が抱える問題点に鋭く切り込みながら、登場人物たちの葛藤を通して「正義とは何か」を問う。

 太平洋戦争の終戦を描いた映画『日本のいちばん長い日』(2015年)や、昨年ヒットした『関ヶ原』が記憶に新しい原田監督作品に初参加となった木村と二宮。

 木村は「(撮影に入る前に)『日本でいちばん長い日』を観て、この映画を作った監督の現場に行くんだなという事実に、自分の体がどう反応したのか、腹が痛くなった」と明かし、「頭でっかちになっていたところを削り取ってくださって、映画づくりを楽しめる状況を現場で作ってくださったことを感謝しています」と頭を下げた。

 一方、二宮は「監督は歩くのが早いな、というのが第一印象でした。いろんな方から監督は厳しい、ビシっと言う時は言うよって聞いていたんですが、みんなが言っていた以上にすごく怒っていました。あ、怒っている。また、怒っている。あっちでも怒っている…。みんなを代表して言いました。僕はやさしい監督だと思っていたんですが、八嶋さん(八嶋智人)が言えっていうので」と、愛きょうたっぷりに語って、会場の笑いを誘っていた。

 そんな二人について原田監督は「サッカーでいえば木村さんは司令塔でボランチ。二宮さんはフォワードで突っ走っちゃうタイプ」と例えた。特に木村に対しては「経験値がすごいし、引き出しもすごく持っている。(闇社会のブローカーの諏訪部を演じた松重豊の)ものまねもすごくうまくて、諏訪部にキャスティングしたいと思ったくらい(笑)。広範囲にわたってサジェッションをくれるし、木村さんのナチュラルなしゃべりがすごく好きだった」と語り、木村が現場で提案してきたことはほぼすべて取り入れていることを明かした。

 最後に原田監督は「一番強調しておきたいのは、演技合戦、トーナメントの映画です。最終的には木村さん二宮さんの対決で、誰が勝ち残っていくのか。演技巧者たちのぶつかり合いは僕も見ていて現場で楽しかったですし、刺激をもらいました。見終わった後には、権力の座にいて不正を犯し続ける人間がのさばっているこの日本という国で、自分たちがもし正義を考えるとしたら、テクニカルな正義なのか、自分の心の中からくるエモーショナルな正義なのか、考えてもらえたら最高です。僕らも論議しながらこの映画をつくりました」と、思いを伝えていた。

 舞台あいさつにはほかに、吉高由里子(30)、大倉孝二(44)、八嶋智人(47)、音尾琢真(42)、芦名星(34)が登壇した。
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