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大谷翔平の怪物ぶりが浮き彫りに 同世代の“消えた天才”たちの今 
2018/12/02 21:49

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 2日に放送されたTBS系ドキュメントバラエティー『消えた天才』に、今シーズン、メジャーリーグ・エンゼルスに移籍し、投手と打者の二刀流で大活躍を見せた大谷翔平選手に“勝った”ことがある同世代の“天才”たちが紹介されるとともに、中学・高校時代の大谷の怪物ぶりが改めて浮き彫りになった。

 中学時代から速球を投げ、強打者として注目されていた大谷。番組では、2009年に開催された中学の全国大会で、岩手代表のメンバーとして出場した大谷を凡打に抑え、最速142キロの速球を武器に完封で勝利した選手を紹介した。

 その選手の名前は、横塚博亮。東京代表のエースとしてマウンドに上がった横塚は、その後もエースとして全国の強打者を打ち取り、チームを全国優勝に導く。自身も最優秀選手に選ばれた。中学卒業後、横塚は神奈川の強豪・桐蔭学園に進学。しかし、高校在学中に「プロに進もうと思っていたが断念」したといい、その裏に大谷の存在があったことを明かした。

 中学の全国大会で対戦した時は、「意識するほどではない。自分の方が上だと思っていた」と話す、現在の横塚さん。高校生になって大谷が、球速も身長もどんどん伸ばし、怪物級の成長をみせていることを知り、「焦りを感じた。(大谷に)勝ちたいという思いが強いほど、その代償は大きくて…」。オーバーワークに走った末、右手の小指を骨折したり、肉離れを起こしたり、挙げ句、投手としては致命的なベネット損傷で「プロはもう無理」とあきらめた。

 ライバルが偉大すぎたがゆえの悲劇とも言えるが、横塚さん本人は「大谷を超えたいと思ってやった結果。後悔はない。そういう野球人生もある」と、きっぱり。現在は、特別支援学校の教職員として自分の道を歩んでいるという。

 高校1年時の大谷の球速記録を上回る148キロをマークし、今も破られていない日本記録を持つ、伊藤拓郎(帝京高校)は、ドラフト指名された横浜DeNAベイスターズに入団するも3年で戦力外通告。現在は、社会人野球でプレーし、プロ復帰を目指している。

 甲子園で大谷から唯一ホームランを打った田端良基(大阪桐蔭)は、野球を辞め、現在は年商1億円、オーダーメイドスーツの会社の経営者に。「ほかの分野で1番になりたい。負けられへん。大谷選手からホームランを打った自信を持って精進していきたい」と話していた。

 2012年全国高校野球選手権・岩手大会決勝で大谷から3ランを放った二橋大地(盛岡大付属)は、ホームランがポール際だったことから「ファウルだった」「甲子園で大谷を見たかった」などとバッシングを浴びて野球への情熱を一時失ったそうだが、プロでも二刀流を貫く大谷の姿を見て奮起。「大谷選手と対戦して、誰もが認めるホームランを打ちたい」とプロを目指して社会人野球で汗を流している。

※初出時に事実と異なる記載がありましたので訂正いたしました。
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